京都 福知山 醍醐寺
門前の杉は、樹齢千年とも言われています。
醍醐寺の創建は興国2年(1341)、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔う為、三光国師を招いて開山したのが始まりと伝えられています。6代足利義政は自らの祈願所として額の下書きを自書しするなど室町将軍から庇護、寺運も隆盛し末寺28ヶ寺を擁する大寺となりましたが応仁の乱の兵火と天正元年(1573)の山火事によって多くの堂宇が焼失し一時衰退します。江戸時代に入ると福知山藩が庇護し初代藩主朽木稙昌が山林等と寄進し、寛保2年(1741)には絶同和尚が中興し本堂を再建しています。寺宝が多く元亀2年(1571)に康正が製作した薬師如来座像(像高82cm)、室町時代に土佐光信が描いたと伝わる三光国師画像、室間時代に6代将軍足利義政が自書した醍醐寺額下書が福知山市指定文化財に梵鐘が福知山市指定重要資料にそれぞれ指定されています。
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